クリスマスリースに限らず、”リース “は始まりも終わりもない “永遠 “の象徴とされ、古来より愛情を表す花飾りとして存在してきました。野の花を編んで髪飾りにしたり、月桂樹やオリーブの花輪で勇者の栄光を称えたり、王者の冠として勝利と栄光を意味したり、花嫁の装飾品としてリースを飾ったり、故人に送る花としてリースを飾ったりと、さまざまな場面でリースが使われてきました。
また、リースには「魔除け」の意味があると信じられており、玄関に飾ることで家の中を守り、永遠、幸運、幸福をもたらすお守りとして使われていました。
では、クリスマスリースにはどのような意味があるのでしょうか。
クリスマスリースを飾ることには、3つの意味があると言われています。
邪気を払う
クリスマスリースに使われる常緑樹(1年中葉が落ちない木)は、冬を乗り越えた勝利者であり、古くから不思議な力があると信じられてきました。葉には殺菌・抗菌作用があると言われており、そこから「魔除け」の意味が生まれました。また、葉の「緑」は希望を表しているとも言われています。