無線ルーターの選び方を考える

モデムとルーターの違いがわからない方もいらっしゃると思いますが、この2つは全くの別物です。

モデムとは、電話回線のアナログ信号とパソコンのデジタル信号を相互に変換する装置のことです。電話回線を利用するADSLインターネットには欠かせない機器です。

NTT東日本/西日本は、2023年1月31日にADSLインターネットサービスを終了することを発表しており(フレッツ光の提供がない地域を除く)、ADSLの終了に伴い、モデムもその役割を終えることになる。

現在主流の光回線は、アナログではなくデジタルでデータをやり取りするため、モデムは必要ありません。その代わり、光回線ではONUという装置を使います。光回線用のルーターは、各メーカーからたくさんの種類が発売されています。しかも、価格もそれぞれ異なるので、何を基準に選べばいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。今回は、ルーターの3大基準について解説します。

  • 無線通信規格
  • 最大伝送速度
  • 部屋のレイアウト


この3つの基準を満たしていて、価格が予算に合っていれば、そのルーターはあなたにぴったりのものです。
IEEE802.11は無線LANの国際通信規格で、5つの規格があります。11ac、11a、11n、11g、11bの5つの規格があります。それぞれの規格では、最大伝送速度や利用可能な帯域幅も異なります。


メインの通信回線の速度が速くても、使用しているルーターの通信規格が古ければ、速度が大幅に低下する可能性があります。そのため、無線LANルーターを選ぶ際には、通信規格を確認することをおすすめします。パソコンやプリンター、スマートフォンなど、インターネットに接続する機器が豊富になった今、複数の機器を一度にインターネットに接続できるルーターはとても便利です。
お手持ちの機器の機能や使い方に合ったルーターで、快適なインターネットライフをお楽しみください。

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