優しい言葉をかけられた子ほど、優しい言葉をかける子に育つ
優しい言葉で接してくれる男の子に育てる最大の秘訣。それは、優しい言葉をかけることです。
日本の子どもたちの多くは、愛情を口にしません。しかし、その理由は親がそれを語らないからです。人工知能があっても、インプットしなければ優しい言葉は出てきません。人間の脳も同じです。優しい言葉をかけなければ、優しい言葉は出てきません。
走る母に育てば、走る息子に育つ。
子どもが生まれたばかりの頃は、泣いてもしばらく放っておいたほうが、しがみつく癖がつくからいいという考え方もありますが、「息子との信頼関係を築く上では、いつも走ってくる母親のほうがいい」のだそうです。
息子が不安を訴えたとき、駆けつける母であること。そうすることで、母と子の信頼関係が築かれるのだと思います。先輩のお母さんたちから「落ち着いて」と言われたら?少し泣かせておくと肺が丈夫になると言われましたが、すぐに駆けつけて抱き上げたりします。
子育ての優先順位は人それぞれで当然です。しかし、私自身が何かあったときにすぐに駆けつけてあげられるような人間でなければ、将来、母が苦しいときに駆けつけてくれるような息子にはならないでしょう。
お金と愛情はとても似ていて、どちらも手に入れないと使えないものです。教育のためにお金を貯めるように、愛も貯めるべきです。例えば、息子が手をぶつけて怪我をしたとき、必ず「大丈夫?痛い手を差し出すと、さすってくれるんです。それを見た夫が「そんなに深刻なことでもないのに、どうしてそんな当たり前のことを言うんだ」と。
息子さんを頼れば、どんどん頼られるようになりますよ。
心優しい息子に育ってもらうためには、優しい言葉をかけ、優しい行動を見せることが大切ですが、どうしたら息子に頼られるようになるのでしょうか。
おすすめは、息子に頼られる存在になることです。脳は常に他者との関係性を測定しています。言葉はその人間関係を好転させるアイテムであり、頼られる側の脳は自然とその場のリーダーになるのです。リーダーは自制し、全体的に考えなければならない。親子関係であっても、この影響は免れない。しかも、客観性優位の男性脳は、幼少期からこの機能が働きやすい。
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