子どもがおねしょから卒業できないのは罪ではない!原因から考えれば対策もとれる!

5歳くらいからのおねしょやおねしょは、決して悪いことではないことを強調されました。なぜなら、おねしょやおねしょの原因は、身体機能に隠されていることがあるからです。


おねしょ・おねしょの3つの原因
簡単に言うと、「おしっこの量が多い」「膀胱に何らかの問題がある」「睡眠との関係」の3つです。大前提として、おねしょをするかしないかは、「膀胱の容量」と「おしっこの量」のバランスで決まると考えています。大人でもそうですが、膀胱がおしっこでいっぱいになって「もう我慢できない」となると、脳から「体を動かしてトイレに行け」という指令が出されます。
熟睡していて起きられない場合は、そのままおねしょをしてしまいます。もともと人間の体には、寝ている間にトイレに行かなくてもいいように、夜間に出るおしっこの量を減らす機能が備わっています。抗利尿ホルモン」というホルモンが分泌され、おしっこを濃縮して量を減らしているのです。
しかし、さまざまな原因でこのホルモンがうまく分泌されず、日中と同じようにおしっこがどんどん出てしまうケースがあるのです。こうなると、膀胱に十分なおしっこをためることができなくなり、何度もトイレに起きなくてはならないのに、目が覚めなくなってしまうのです。これが睡眠障害の2つ目の原因であり、トイレに行くタイミングに起きられない結果、おねしょをしてしまうのです。


トイレのこと
貯められる水の量が少ないので、トイレに行きたくなることが多い。夜中に目が覚めても、おねしょをする。
また、おしっこをしたいと意識すると緩むはずの膀胱の筋肉がうまくコントロールできない子もいます。これは膀胱の問題です。そうすると、おしっこが自動的に押し出され、おねしょをするようになります。
日中は、どんどんおしっこが出ます。
日中は、摂取した水分量からどんどんオシッコが出ます。このとき、膀胱の大きさが小さい人は、頻繁にトイレに行く必要があります。学校の休み時間に行くのを忘れたり、授業中に先生に言いそびれたりすると、おしっこが出てしまうのです。
学校での子どもたちの様子
一方、本人が意図しないうちに膀胱が収縮して、出口が勝手にゆるみ、ジワジワとおしっこが漏れてしまうこともあります。病気や事故などで脊髄や神経に障害があると、このような症状が出る人もいますが、特に原因が見つからない人もいます。

大人の場合のおねしょは、頻尿や尿漏れに関係してくるため、子供の原因とは違ったアプローチで見る必要があります。

大人のおねしょに対策はあるの?

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