子どもに家事を教えるのは、洗濯物たたみや食器運びなどから始めるといい

家事は「母親の仕事」ではなく、「家族みんなでできること」として広めていきたいですね。結婚して夫と暮らしていたときからそう思っていましたし、子どもが生まれてからもそれは変わりません。
子どもの年齢に合わせて、できることからどんどんやらせています。
絵本は自分で戻しています。
本棚は色ごとに分けてあるので、子どもでも簡単に戻せます。
2歳を過ぎたら、自分で絵本を片付けられるように、一緒に片付ける練習をしています。子どもが絵本を戻しやすいように、背表紙の色で本棚を分けています。
大型本と小型本も色別に並べています。白、黄色、赤、緑、青、黒。子どもは小さい頃から「赤、青、白…」と色を知っています。絵本は黄色のグループに戻そうね」と言うと、黄色の本のグループに片付けます。本の高さにばらつきがあっても、すっきり見えるのが色分けのいいところです。おすすめの収納方法です。
食後は自分でシンクに食器を持っていき、まとめておく。
食事が終わったら、使った食器は自分でシンクに運びます。
ここでも食器をまとめることがポイントです。お皿はお皿に、コップはコップに置くのが基本です。食器に油がついている場合は、油のついている食器をまとめておくとよいでしょう。家族それぞれが食器をまとめてシンクに置けば、食器洗い機にセットする前の余分な洗浄がずっと早く済みます。”食器をグループごとに分けると、お母さんが洗いやすくなる “と教えてあげましょう。
保育園の子どもはサポートが必要ですが、小学生になるころには自分でできるようになります。年齢が上がれば上がるほど、自分でできることが増えていきます。
家族の洗濯物をたたむ
洗濯物をたたむのは、子どもたちの仕事です。きっかけは、保育園から持ち帰った着替えの袋。長男がまだ保育園に通っていた頃、シャツやズボンは先生が畳んでくれていると思っていたら、”僕がやる “と言うんです。3〜4歳児クラスから自分でたたむ練習をしていたことを知り、徐々に子どもたちに自分で洗濯物をたたませるようになりました。
今では、我が家の洗濯物はすべて子どもたち、特に上の子が畳んで片付けています。
家族で一緒に家事をして、子どもたちもそれをする。子どもが小さいうちは、確かに自分でやったほうが楽だし早いのですが、自分のものは自分で片付けられるようになってほしいと思っています。そのために、日常生活の中で毎日練習しています。

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