子どもに影響を与えるのは親の無意識からくるもの

子供に影響を与えるのは、親の意識ではなく「無意識」である

親の負の感情と子育てはどう関係するのか?
他人の不幸を願う動機は、敵意と妬みだと言われています。特に妬みは、相手を侮辱したいという無意識の部分があるため、相手の良いところを受け入れることができません。
そんな敵意や妬みを発散させずに抑圧していると、攻撃しても平気な相手、つまり我が子に無意識に放出してしまうのです。
その負の感情は、「正しさ」「文化」「愛」という仮面を被り、社会的に立派で価値のある装いで子供に向けられるのです。向けるべきでない敵意を、不当に子どもに向けるとしたらどうでしょう。
常に罪悪感を感じ、活動的でなくなる子ども
他人への羨望や嫉妬に支配されると、他人の幸せを許せなくなる。そんな人と一緒にいると、自分も悪いことをしているような気がしてくる……。すると、罪悪感にさいなまれた子どもは、不活発になってしまうのです。

それが積み重なると、自分の責任から逃れるために、すぐに謝ったり、後ろめたい表情やしぐさをする人間になってしまうという。


他人の不幸より、自分の幸せ。もう一度、自分を見つめてみてください。
自粛生活で、いつもよりニュースやSNSを見る機会が増え、他人の幸せそうな投稿や自分勝手な言動が気になることはありませんか?必要以上の正義感で “自粛警察 “のような行動をとっていませんか?
他人の幸せで自分の価値が下がることはないはずで、そのブレは無意味でしかない。
ネガティブな感情を抑えられないのであれば、羨ましいという感情を頑張る原動力に変えるなど、自分の中で上手に消化する方法を探してみてください。
先のことはわかりませんが、いつか「あの頃はなぜか家族でたくさん過ごせたね」と笑顔で言える日が来ることを願っています。今こそ、他人事ではなく、自分自身とお子さんを見つめ直してみてはいかがでしょうか。

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