子どものちょっとした行動に親が勝手にあれこれしなさいというのはちょっと待って!

子どもの行動に口を出す前に…。親が気をつけるべきポイント
子どもと長時間一緒にいると、だんだん子どもに対してイライラしたり、叱ったりすることが多くなってくるのではないでしょうか。また、子どもの行動について「こうしなさい」「ああしなさい」と、無意識にすべてを決めてしまっている自分に気づくこともあるでしょう。しかし、子どもの心を健やかに成長させるためには、多少時間がかかっても、やみくもに否定するのではなく、じっくりと子どもの気持ちを聞き、どうしたいのか、どうすればいいのかを考えさせてあげることが大切です。
言われたことしか受け入れない、融通が利かないお子さまの場合
言いたいことがなかなか伝わらない子の中には、言葉をそのまま受け取ってしまう子もいます。言葉をそのまま受け取るとこのような反応になりますが、日常会話では省略が隠されている場面も多くあります。

そのような子どもには、親が子どもにとってわかりやすい言葉を選び、具体的に伝える努力が必要です。
また、周囲とのコミュニケーションが苦手な子どもの場合、親は子どもが苦労しないように答えを用意しがちかもしれません。しかし、ちょっとだけ子どもの秘めたる力を信じて、「次はどうしたらいいんだろう?そして、その際には「ありがとう」という言葉を忘れずに。

ついつい物を並べてしまう子には…
ブロックや色鉛筆を並べるなど、おもちゃや道具の本来の使い方よりも、ただ並べるだけの遊び方を好む子どもがいます。
一見不規則に見えるものでも、親の判断で動かしてしまうと、子どもにとってはとても悲しいことになります。感情のコントロールが難しい子どもは、癇癪を起こすことがあります。
自分なりのルールやセンスで、「いいねえ」「よくできたね」と根気よくほめてあげることが大切です。親の価値観ですべてを判断するのではなく、特に誰かに迷惑をかけていない限り、ひとつの才能としてそっと応援してあげましょう。
子どもによっては、ずっとそれで遊び続けるかもしれないし、別のものに興味を持つかもしれません。前者であれば「本当に根気強いね」と、後者であれば「今、これがブームなんだよね」と声をかけてあげてください。

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